武藤教授の研究グループでは,「人や地球に優しい」をキーワードに、安全・安価なPOFを用いた「身近な環境・状況の光センシング」を主テーマとして研究を行っておられます。
特に,「身近な環境のセンシング」として、
・室内湿度の実時間センシング
・家庭用可燃性ガスの漏れセンシング
・有機物の土壌・地下水汚染センシング
などを具体的目標としており、一方、「身近な状況センシング」としては、
・寝たきり老人・病人などの実時間状態センシングによる介護支援
などを目指しておられます。武藤教授は,POFセンサの利点の一つである,「センサヘッド部をPOFの先端に外付けし、POFをプローブ光の伝送路としてのみ使うことができる」という加工の容易性に着目して,POFの一部を直接センサヘッド化したタイプのセンサの研究を進められています.

図1 リーキー・導波変換POF型センサの動作原理
本講演では,武藤先生のご研究の成果である,POF一酸化炭素センサ,POF湿度センサ,POF燃料漏れセンサ,POFアルコールセンサ,POF有機酸センサなどについて,詳細をご紹介いただきます.

POFユニットには、用途に合わせてPOFを同心円状に配列したり、放射角を絞って光ポットを小さくしたり、逆に投光領域を幅広くしたりと、さまざまな工夫が凝らされています。
http://www.fa.omron.co.jp/data_pdf/cat/e32_1.pdf
今回はPOFセンサーの市場で実績をお持ちのオムロン株式会社より汎用センサ事業部の権藤清彦氏をお招きして,研究開発の最前線とPOFセンサーのビジネスの現状についてご講演いただくことと致しました.